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ブログの武農合一は、2005年5月17日から書き始めた。来年で10年になる。最初に書いたものを少し紹介します 投稿者:弘心 投稿日:2014/03/06(Thu) 12:07  No.1069   [返信]


武農合一
人生の師、陽明学者の安岡正篤老師からは「知行合一」を、心身統一合氣道の籐平光一宗主からは「心身統一」を学んだ。日本人と欧米人との根本的な違いは、徳川家康が関が原の戦いの後、官学として「朱子学」が用いられた。その意味では、私達のDNAには儒学的なものが潜んでいると言っても過言ではないだろう。そして、朱子学の対極にある(私はそう感じている)陽明学はわが国の歴代の首相が老師と仰いだ安岡正篤先生から、様々な指南を受けている。現在の年号平成も老師の作である。歴史的に振り返ってみれば、岡山の松山藩の財政を立て直した山田方谷、大塩平八郎、間違った陽明学を学んだ三島由紀夫等小我を生かしながら大我に生きた偉大な人物像がある。しかし、福沢諭吉が「脱亜」論を説き、欧米文化追従の姿勢は、自らの国の良点を封鎖する結果となった。
このことは、米沢藩の財政危機を救った上杉鷹山の名をアメリカ大統領ケネディーの教書によって初めてわが国の有識者が認識した経過から見ても分かるものである。私が今から、三十数年前から、21世紀はアジアが主役になる、予測し行動を起こしたことは正論であった。