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無題 投稿者:弘心 投稿日:2014/03/06(Thu) 12:19  No.1071   [返信]
知行合一、この言葉は、私の人生の師の1人である安岡正篤先生から学んだ言葉である。師の学ばれた東洋哲学の中でも陽明学は、中国の王陽明が創り上げた理論であり、学問である。
日本人のDNAに刻み込まれたものの中に、徳川家康が関が原の戦いの後、わが国の体制保持のため、儒学の中の朱子学を官学として取り入れている。この朱子学の対極にある学問と言っても過言ではない。陽明学を学んだ先人として、一般に知られているのは大塩平八郎であろう。松山藩(岡山県高梁市)の藩主板倉勝静(徳川慶喜の老中の1人として最後の徳川幕府を支えた人物)の留守を預かり、莫大な借金の藩財政を立て直した百姓上がりの山田方谷は私の心を大きく動かした代表的1人である。米沢藩の財政を立て直した上杉鷹山以上の人物と私は思っている。しかし、これら私達の先達に心身ともに優れた人物が存在したことを世に出したのは、日本人ではなく、外国からの評価が逆輸入され、二番煎じで認められた(日本人に)ことに氣を向ける必要がある。