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心身統一合氣道との出会い 投稿者:弘心 投稿日:2017/01/29(Sun) 22:36  No.1223   [返信]
今、あらためて振り返ります。父から合氣武道を学んだのが、3歳からでした。大阪大空襲で大阪北区の工場が焼け落ちるまで、工場の片隅の小さな道場で、父が社員の弟子を不思議なを技で崩し投げるのを見て育ちました。父は、八光流合気武術を習得していました。それから13年が過ぎ…、父親から東京へ行こうと誘われ、東京日本橋の高島屋で合気道の公開講演があるらしい…、とのこと。其の時の植芝盛平翁の合気道は、私の人生をかえました。そして、 財団法人合気会に入門、一日6時間の稽古…、三年で三段を允可されました。その後は、31年に見た翁の技は、稽古の道場では見ることは出来ませんでした…。翁は、「合気は、米糠二合持つ力があれば出来るのじゃ…」と口癖のようにおっしゃっておられました。
しかし、道場では、其の力ではとてもとても不可能でした…。当時の内弟子達は、手首を鍛えるのに、ビール瓶で叩いていた…との話しもあったくらいです。力で強引にねじ伏せるような技でした。本当の合気道は、一体どのようなもの…そんな疑問が何時も頭にありました…。